診断・治療の最前線から見つめる,理想の診療の在り方とは

患者数は増加の一途をたどり,もはや特別な疾患とは言えなくなった炎症性腸疾患(inflammatory bowel disease,以下IBD)。従来,専門施設だけで管理・治療されてきたIBDだが,患者数が14万人を超える今日,一般病院や開業医のもとで診療を行うことも要求されつつある。

本座談会では4人のIBD専門医を迎え,これからのIBD診療の在り方を議論。大きく変わりつつあるIBDの診断・治療,そして今求められる,専門医と一般内科医との診療連携を展望した。

(中略)

平田 日本のIBD患者は,潰瘍性大腸炎,クローン病ともに1970年代から急増傾向を示すようになりました。2009年の特定疾患医療受給者証交付件数による統計では,潰瘍性大腸炎が約11万3000人,クローン病が約3万1000人で,IBD患者数は合計14万人を超えています。1991年ではそれぞれ約2万6000人,約7000人と,IBD患者数は3万人強でしたので,患者数はこの20年間で5倍弱となりました。

続きをよむ(医学書院/週刊医学界新聞)

 

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