腸にやさしく

潰瘍性大腸炎から短腸症候群になった患者の生活を綴ったサイト。誰かのお役に立てば…

レベスティブが長期処方可能になった

レベスティブという腸の吸収を上げる薬が処方されて半年が経過した。これまで二週間毎の処方だったため、一カ月毎の受診の間に一度、電話診療で追加のレベスティブを処方してもらう必要があった。これがついに長期処方できるようになったのだ。新薬だったた…

補液調整の入院

月一回の定期健診で、採血の結果がわりと良いので点滴の量を減らせるかもしれないと、医師から言われた。アルブミンの値が4.0と標準値に上がってきたそうだ。(半年前は3.5だった。)補液調整には一週間程入院が必要とのこと。骨盤内膿瘍で体が疲れていたの…

骨盤内膿瘍で苦しむ

お尻の奥がものすごく痛くなり、熱も38度近くまで上がったため、病院を受診。採血をしたらCRPが3.0だったので、念のためCTを撮ったところ、お尻の奥に膿のようなものが確認された。骨盤内膿瘍という症状らしい。 潰瘍性大腸炎術後の回腸嚢炎のため手術をして…

復職した

退院して半年が経過。体力も少しずつではあるが取り戻してきたことから、復職することにした。一年近く休んでしまっていたし、体もだいぶ弱ってしまったので、かなりの不安があった。しかし生活費がないと生きていけないので、いつまでも家に籠っていること…

短腸症候群と障害認定

短腸症候群となった場合、一定の基準を満たすと小腸機能障害の認定を受けられる。その基準は厚生労働省が定めており、以下の通り。 (1) 等級表1級に該当する障害は、次のいずれかに該当し、かつ、栄養維持が困難となるため、推定エネルギー必要量の60%以上…

レベスティブを使って三カ月が経過した

短腸症候群のためレベスティブを使い始めて、ちょうど三カ月を迎えた。三カ月という期間は効果を実感し始める時期なので、区切りとして経過などを報告したい。 レベスティブを使って一番の効果は、食事ができるようになったことだ。使用前は食事をすると食べ…

短腸症候群とコロナワクチンとインフルエンザワクチン

短腸症候群でもコロナワクチン及びインフルエンザワクチンを打つことは問題ないと医師から教えてもらった。そこで早速打ってきたので、その状況を報告したい。なお、コロナワクチンは3回目の接種である。 コロナワクチンとインフルエンザワクチンは同時に打…

脱水対策

病院で採血をしたところ、クレアチニンの値が少し高めで、脱水気味であることを指摘された。確かに常に喉が渇く状態が続いている。水を飲んでも、ストーマから殆ど出てしまうので、水分を取るのを控えていたのが原因かもしれない。医師にそのことを伝えると…

ポート感染

退院して3週間も経たないうちにポート感染になってしまった。前日から微熱が続き、体の調子がおかしいなと思っていたが、翌日になると38度後半の高熱に。病院に連絡すると、至急受診するようにと言われた。 病院ではまずPCR検査と採血検査を実施。PCR検査は…

レベスティブの効果

入院中の7月22日からレベスティブを使い始めた。この薬は昨年発売されたばかりの新薬で、現在、国内ではまだ120人程度しか利用していないらしい。レベスティブは小腸の絨毛(じゅうもう)を伸ばし、栄養や水分の吸収能力を高める薬である。 薬を使う前は、食…

退院

当初入院は3週間の予定だった。潰瘍性大腸炎術後回腸嚢炎のための外科手術で、回腸嚢と肛門を摘出して、人工肛門を増設して退院のつもりだった。 ところが手術後、原因不明の腸閉塞が起こる。食べたものを嘔吐し、熱も39度と高熱が続き、敗血症による生命の…