腸にやさしく

潰瘍性大腸炎から短腸症候群になった患者の生活を綴ったサイト。誰かのお役に立てば…

レベスティブを使って三カ月が経過した

短腸症候群のためレベスティブを使い始めて、ちょうど三カ月を迎えた。三カ月という期間は効果を実感し始める時期なので、区切りとして経過などを報告したい。

レベスティブを使って一番の効果は、食事ができるようになったことだ。使用前は食事をすると食べたものが下痢となってあっという間にストーマから出てきてしまっていた。ところがレベスティブを使い始めて二週間ごろから、食べたものが腸に留るようになってきたのである。栄養もすこしずつ吸収されるようになり、二カ月もすると、普通食を通常の量まで食べられるようになってきた。今では家族と食卓を囲み、同じものを食べることができている。

ただ、水分に関しては、レベスティブをもってしてもダメだ。水分を取ると、あっという間にストーマから出てきてしまう。やはり大腸がないと水分の吸収は厳しいようだ。なので、日常も食事中も水分はなるべく控えるようにしている。特に外出時は水分は極力取らないようにしている。ストーマの袋がいっぱいになってしまい、トイレ探しに奔走することになってしまうからである。

私の場合、レベスティブは使用開始から二カ月頃が効果のピークで、そこから三カ月目まではその効果を維持する状態だった。体重もレベスティブを使い始めて2カ月目までは順調に増えていったが、そこから先は横ばいが続いている。この先更に腸の吸収が上がることは期待できなさそうだが、とりあえず現状を維持し、適度に食事ができていることを考えれば、この先も使っていくべき薬なのかなと考える。

今回は三カ月使用しての効果を報告したが、この先も定期的に状況を報告できればと思う。